拒食症を克服するきっかけを作ればもう大丈夫

拒食症とは精神的なことにより食べられなくなって、標準体重に比べて著しくやせていて身体的に影響が出てくる病気のことを言います。この病気は若い女性がかかる割合が多く、ダイエットが原因として発症することがあります。

ダイエットを行うのはいいことなのですが、これに固執し過ぎることによってかかる可能性が高くなるでしょう。

一度かかってしまうとなかなか食べることに向かわせるのが難しいという問題があり、長期化する傾向があります。

ここからはこの病気の特徴や治療方法などについて見ていくことにしましょう。

患者の幅が広がってきている

従来であれば若い女性がかかる人が多いわけですが、その背景としてはやせるということに関する強迫観念があるからです。

女性であればやせることがかわいくて美しいということが言われていますし、ファッション誌にもそういうモデルばかりが出てきていますので、やせることがいいことだという風な意識を持ってしまいます。

近年では10代以下の小学生にまで患者が広がっています。思春期以前に発症するものは周りの人が影響するケースが圧倒的に多いです。30代以降の主婦が発症することもあり、これはアンチエイジングや美魔女ブームと言うのがありますし、もともとストレスをためやすいということがあるからです。

男女比としては1対10とというくらいに女性の割合が高いのですが、男性でもそういう症状にかかる人がいるのが現状です。男性の場合はやせ願望と言うよりは細マッチョを目指すとか、中性的なイメージを目指すなど様々な要因が考えられます。男性の場合は低体重になることは少ないために、病院の受診に結びつきづらいのが問題を大きくする要因になっています。

かかりやすい性格とは

いくらやせた方がルックスが良く見えるとは言っても、誰でもかかるかと言うとそういうわけではないです。かかる人の性格には共通点がある程度見られ、それは小さいころから良い子と言われてきた人が多いです。

それは親の言うことを素直に従い、真面目に宿題などにも取り組み、成績が良く反抗的にならなかった子に当てはまります。その一方で真面目で完璧主義者で、物事のこだわりが強い人だということも言えます。

こういう考えの人がダイエットに取り組むとなると、結果に対して厳しくなりますし、ストレスが溜まってしまうでしょう。自分ができたところよりもできなかったところに意識が向きがちで、どうしても自己評価が低くなります。体重が減っていることが目に見えてわかると、だんだん嬉しくなってきますし、一度決めたら徹底的にやり通そうとします。こういう性格が拒食症を招いてしまうわけです。

規則正しい食事がとれるようになれば回復が早い

拒食症が直るかどうかというのはやはり本人の意識にかかっていると言ってもいいでしょう。それは本人が極端にやせているという状態が悪い状態だという風に認識しないと治療に向かうことが無いからです。

どれだけ治療に向かわせるかどうかがポイントになってきます。治療の方法としては心と体の両面からアプローチしていく必要があります。両方からアプローチをすることで相乗効果が生まれてきます。

長い期間かけて心と体の問題を克服する必要がある

この病気はすぐに治るということは考えづらく、長い期間をかけて本人自身の思い込みと体重を戻す必要が出てきます。患者の幅がどんどん広がっていますので、十分に気をつけていかなければいけません。